アイケイ農園について

豊かな自然環境

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津屋川の堤防沿いに咲くヒガンバナ

 

 

私たちアイケイ農園は岐阜県の海津市にあります。地形的に言うと濃尾平野の西の端、養老山地のふもとになります。

 

近くには孝子物語で有名な「養老の滝」があり、揖斐川の支流の津屋川が流れています。この津屋川は国の天然記念物「ハリヨ」の生息地として有名です。ハリヨは平野部の綺麗な湧き水地のみで生息が確認されている淡水魚であります。またこの津屋川には秋になると堤防に3キロにも渡ってヒガンバナが咲き誇ります。シーズンには都心部からの観光客もお見えになりとてもにぎわいます。岐阜県は清流の国と言われますが、私たちの農園もまさにそんなイメージがあてはまるところにあります。

 

そして私たちの農園の温室にはそれぞれ井戸が設けられており、潤沢な地下水をくみ上げることができます。この地下水は年間を通して水温が約15度で変わらず、夏はヒヤッと冷たく感じ冬は温かく感じられます。飲料水としてもとてもおいしいです。この豊富な水資源こそが私たちの作物の源です。

 

 

栽培と販売

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温室内のクレソン栽培の様子

 

 

1000坪超のハウス内水耕栽培と300坪ほどの土耕栽培を行っております。主な作物はクレソン、ミント、セリなどです。

 

豊富にくみ上げられる地下水とサンサンと降り注ぐおひさま、そして機械化された水耕栽培システムにより、作物たちはすくすくと育ってくれます。水耕栽培システムは愛知県春日井市にある会社「アドバンテックサンスイ」さんのものをつかわせていただいております。このシステムによりハウス内の温度管理、水耕栽培液の濃度や循環の頻度などが機械で制御されて、ほとんどの作業を省力化することができます。でも毎日の収穫作業だけは愛情を込めた丁寧な手作業で行います。現在10数名の仲間たちで日々頑張っています。

 

環境問題や食に関する安全性への関心が高まっています。私たちアイケイ農園ではできるだけ農薬の使用を控えるようにしています。温室は天窓にネットを張れば基本密閉された空間になります。害虫の飛来を大部分防ぐことができて農薬の使用回数減につなげています。

 

また私たちアイケイ農園では、作物の納品配達にもこだわります。基本的に配送業者に依頼することはせずに、自分たち自ら納品配達を行います。収穫後、袋詰め等して梱包された作物は、翌朝には名古屋中央卸売市場やその関係者様たちに納品されます。そして圧倒的な新鮮さを保ったままレストランでつかわれたり、スーパーにならぶこととなります。大自然に恵まれた豊かな環境にありながら、名古屋の中心部まで車で1時間弱という立地がそれを可能にします。こうして高品質で安全安心な作物を大都市圏で新鮮なまま消費していただくことができております。

 

 

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 名古屋駅前の高層ビル群

 

新型コロナウイルス感染症に対する緊急事態宣言や蔓延防止等重点措置により、外食産業は営業時間の短縮を求められたり、酒類の提供を制限されたりと大打撃を受けました。生産者である私たちの販売への影響も計り知れないものでした。

 

アイケイ農園では上述の通り地域密着型の経営を行っておりましたが、このコロナ禍において通信販売をはじめました。ちょうど「食べチョクさん」がものすごい勢いで認知されているのに乗っかり、出品をはじめさせていただきました。

 

 

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